お笑いコンビ・EXITのツッコミ担当として、朝の情報番組からバラエティまで幅広く活躍しているりんたろー。さん。金髪にサングラスというチャラ男スタイルとは裏腹に、話す内容は驚くほど理路整然としていて、「この人、本当は育ちがいいのでは?」と感じた人も多いはずです。
そんな空気の中で長く囁かれてきたのが「りんたろーの実家は金持ちなのでは?」という噂ですね。私立の高校と大学に通っていたこと、小学生から大学までサッカーを続けていたこと、そして2億円のタワーマンションを購入したという話まで、いかにも裕福そうな材料が並んでいます。
この記事では、りんたろー。さんの本名や出身地といった基本情報から、生い立ち、学歴、高校時代の寮生活、両親や妹の話、そして年収や結婚後の家のことまでを、本人が語った内容と報道を軸に整理しました。噂と事実の線引きがどこにあるのか、読み終えるころにはすっきりしているはずですよ。
- りんたろーの実家は金持ちって本当?噂の出どころと家族の実像
- りんたろーの実家が金持ちと言われる背景と、本人が築いた現在の暮らし
りんたろーの実家は金持ちって本当?噂の出どころと家族の実像
- 生い立ちは?幼少期の環境から探る
- 出身地はどこ?静岡県浜北で過ごした少年時代
- 本名の漢字、実は間違って広まっています
- 父親の職業は介護職?前職との関係を検証
- 母親は専業主婦だった?教育熱心な家庭の実像
- 昔の暮らしぶりから見える家計事情
りんたろーの生い立ちは?幼少期の環境から探る
実家が裕福かどうかを考えるとき、いちばん手がかりになるのは幼少期の暮らしぶりですよね。りんたろー。さんの場合、本人がnoteやインタビューで子ども時代をかなり具体的に振り返っているので、材料には事欠きません。ここでは、サッカー、勉強、家族との関わりという三つの角度から、育った環境を組み立て直してみます。
小学2年でボールを蹴りはじめた日々
りんたろー。さんがサッカーを始めたのは小学2年生のとき。地元の「浜北キッカーズFC」というチームに入り、ポジションはゴールキーパーでした。そこから大学4年生までの14年間、途切れることなくボールを追い続けています。
中学に上がると、地域の強豪であるHonda FCのジュニアユースへ。プロを本気で狙う子どもたちが集まる環境で、練習量も移動距離も一気に増えました。週末の試合には両親がほぼ毎回応援に来てくれたと本人が書いています。送迎、遠征費、道具代、そして時間。どれか一つでも欠けたら14年は続きません。
「何不自由なく買ってもらった」という本人の言葉
2020年5月にnoteへ投稿された文章の中で、りんたろー。さんは必要なものを何不自由なく買ってもらっていたと振り返っています。スパイクもグローブも、欲しいと言えば手に入る環境だったわけですね。
ここは大事なところなので慎重に読みたいのですが、「不自由しなかった」は「裕福だった」と完全にイコールではありません。子どもの競技に優先的にお金を回す家庭は、世帯年収が突出していなくても珍しくないからです。ただ、少なくとも家計に一定のゆとりがあったことは読み取れます。
勉強のほうも手を抜かせてもらえなかった
意外に思われるかもしれませんが、りんたろー。さんは中学時代、学年トップの成績を取るような生徒でした。英検準2級も中学のうちに取得しています。中学3年時には生徒会長も務め、給食の時間に校内ラジオを流すという活動まで手がけていました。芸人としての原点は、このあたりにありそうです。
本人のnoteによれば、小学生のころは100点以外のテストを全部捨てていたのだとか。子どもがそこまでするというのは、家庭の期待値がかなり高かったことの裏返しでしょう。
浮かび上がってくる家庭像
ここまでを並べると、「金にものを言わせる家」というより「子どもに投資して、結果も求める家」という輪郭が見えてきます。派手なエピソードは出てこない一方で、教育とスポーツの両方に長期間コストを払い続けた形跡は確かに残っている。実家が金持ちかどうかの答えは、この微妙な位置にありそうです。
出身地はどこ?静岡県浜北で過ごした少年時代
出身地の話になると「浜松出身」とざっくり書かれることが多いのですが、正確にはもう少し細かい地名が出てきます。ここを押さえておくと、実家の話も具体的に見えてきますよ。
生まれは旧・浜北市
りんたろー。さんが生まれたのは静岡県浜北市。2005年の市町村合併で浜松市に編入され、現在は浜松市浜名区にあたる地域です。通っていたのは浜松市立内野小学校と浜松市立浜名中学校で、いずれも公立でした。
浜北は浜松市街地の北側に位置するエリアで、住宅地と農地、工場が混在するいわゆる郊外です。都心の高級住宅街のような土地柄ではありません。この点は「実家が金持ち」というイメージと少しズレるかもしれませんね。
母方のルーツは北海道紋別
もう一つの「実家」が北海道にあります。りんたろー。さんは自身のnoteで、北海道紋別市について「僕の第二の故郷」と書き、母方の実家があること、夏休みを何度もそこで過ごしたことを明かしています。祖母が作ってくれたカニグラタンの味は今でも忘れないのだとか。
毎年のように静岡から北海道へ子ども2人を連れて帰省するというのは、それなりの旅費がかかる話です。ここも家計を推し量る材料にはなります。
現在の実家は九州にある?
ややこしいのは、ご両親が現在は九州に移り住んでいるとみられる点です。りんたろー。さんは2020年7月のnoteで、父親が仕事で熊本に行った際の豪雨を心配する内容を投稿していました。台風が近づいた際にご両親を東京の自宅へ呼び寄せた話もSNSに残っています。
ただし、いつ、どんな理由で移ったのかまでは公表されていません。転勤なのか、退職後の移住なのか、そこは推測の域を出ないところです。
三つの土地を整理すると
下記の表に、りんたろー。さんと関わりの深い土地を整理しました。
| 土地 | 関わり方 | 根拠 |
|---|---|---|
| 静岡県浜北(現・浜松市浜名区) | 生誕地・小中学校時代を過ごす | 本人プロフィール |
| 北海道紋別市 | 母方の実家。夏休みの帰省先 | 本人のnote投稿 |
| 熊本(九州) | 現在ご両親が居住しているとみられる | 本人のSNS・note投稿からの推測 |
※移住の時期や理由は公表されていないため、九州については確定情報ではありません。
本名の漢字、実は間違って広まっています
本名を調べようとして検索すると、実は二通りの表記が並んで出てきます。どちらが正しいのか、ここではっきりさせておきましょう。細かい話に見えて、ネット上の情報がどう広まるかを知るいい例でもあるんですよ。
正しくは「中島臨太朗」
りんたろー。さんの本名は中島臨太朗(なかじま りんたろう)です。芸名の「りんたろー。」は、この本名がそのまま元になっています。末尾の「。」は改名時に加えられたもので、2016年8月に「りんたろー」から「りんたろー。」へと表記を変えた経緯があります。
ところが、まとめ系のサイトでは「中島臨太郎」と最後を「郎」で書いている例がかなり多く、これは誤りです。「朗」と「郎」は人名でどちらも使われるため、一度書き間違えた記事が引用され続けて広まったのでしょう。
生年月日も食い違いが起きている
同じような取り違えは生年月日にも起きています。正しくは1986年3月6日生まれで、2026年8月時点では40歳。ところが一部の記事には「1985年3月25日」と書かれており、そちらを信じると年齢が1歳ずれてしまいます。
愛知県公式の介護職情報サイトに掲載された本人インタビューでも、プロフィールは1986年3月6日生まれ・静岡県出身と明記されていました。公的性格の強い媒体に載った情報なので、こちらを基準にするのが安全です。
名前から「育ちの良さ」は読めるのか
ネット上には「臨太朗という名前に育ちの良さがにじむ」といった書き込みも見られます。気持ちは分かるのですが、名前の字面から家庭の経済状況を推し量るのは、さすがに無理があるでしょう。
むしろ興味深いのは、芸名をあえて本名のまま押し通している点です。派手なキャラクターを演じながら、名前だけは実家からもらったものを使い続けている。そこに家族との距離感が表れているようにも感じられます。
情報を確かめるときのコツ
本名や生年月日のような基本情報こそ、孫引きの誤りが定着しやすい領域です。所属事務所のプロフィール、公的機関の取材記事、本人のnoteやSNS。この三つのどれかで裏が取れるかを確認するだけで、精度はぐっと上がりますよ。
父親の職業は介護職?前職との関係を検証
実家の経済力を語るうえで、誰もが真っ先に知りたくなるのが父親の職業ですよね。ネット上では「介護職ではないか」という説がかなり広く流通しています。ただ、この説がどこから生まれたのかをたどっていくと、思っていたのとは違う景色が見えてきます。
そもそも職業は公表されていない
前提として、りんたろー。さんのお父さんは一般の方であり、職業は公表されていません。本人もテレビやnoteで父親の話題に触れることはあっても、勤め先や職種には一切踏み込んでいないんです。
つまり「父親は介護職」という情報は、あくまでネット上の推測にすぎません。断定的に書いている記事を見かけたら、いったん立ち止まったほうがいいでしょう。
介護職説はどこから生まれたのか
この噂の出発点は、りんたろー。さん自身の前職にあります。芸人としてブレイクする前、彼はお泊まりのできるデイサービス事業所で8年間働いていました。23歳から31歳までという長い期間です。加えて、芸人になってからも実家から介護士関連のパンフレットが送られてきたという話が広まり、「父親も同じ業界なのでは」という連想につながったようです。
連想としては自然ですが、根拠としては弱いですよね。子どもの仕事に関する資料を親が送ってくること自体は、業界が同じでなくても起こり得る話です。
本人が語った「介護の道に進んだ理由」
決定的なのは、本人が介護職を選んだ理由をはっきり語っている点です。愛知県公式サイトの取材で、りんたろー。さんはこう説明しています。上京して芸人を目指しながらアルバイトをしていたところ、辞めたバイトの代わりを探していたタイミングで家の近くに介護職員の募集があった。もともとおばあちゃん子だったこと、できたばかりの事業所で一から学べそうだったこと、そして「チャラ男と介護のコラボはネタになる」と考えたことが動機だった、と。
ここに父親の影響という説明はいっさい出てきません。本人の言葉を優先するなら、介護職就労と父親の職業を結びつける根拠はほぼ消えてしまいます。
父親の人柄が見えるエピソードなら残っている
職業は分からなくても、人柄がにじむ話はいくつも公開されています。2020年6月のnoteでは、父の日のエピソードが紹介されていました。普段は息子からのプレゼントを断る父親が、その年だけリクエストをしてきた。中身は「友人の孫がEXITのファンだからサインが欲しい」というお願いだったそうです。
相方の兼近大樹さんを気にかける投稿もありました。息子の仕事仲間にまで目を配る人ということですね。金銭面の情報が出てこないぶん、こうした人物像のほうがよほど輪郭がはっきりしています。
りんたろーの母親は専業主婦だった?教育熱心な家庭の実像
父親と並んで注目されるのがお母さんの存在です。りんたろー。さんの話の中で母親は何度も登場し、しかもかなり個性的な描かれ方をしています。「専業主婦だったのでは」という見方が広まっている理由も含めて、順に見ていきましょう。
職業は非公表、専業主婦説は推測
お母さんについても職業は明かされていません。専業主婦説が語られるのは、小学生のころから息子のサッカーを全面的にサポートし、週末の試合に通い続けたという事実からの逆算です。平日も週末も子どもの活動に付き添える時間があった、だからフルタイム勤務ではなかったのでは、という推論ですね。
もっとも、パートタイムで働きながら送迎をこなす家庭も普通にありますから、これも確定情報ではありません。
教育に関しては相当に厳しかった
母親のキャラクターとして繰り返し語られるのが、教育熱心さです。りんたろー。さんは2020年4月のnoteで、幼少期の母がスパルタだったと振り返っています。100点以外のテストを捨てていたという例のエピソードも、この家庭の空気を伝えるものでしょう。
一部のブログでは「95点を取っても叱られた」という具体的な逸話も紹介されていますが、こちらは出典がはっきりしません。厳しかったという方向性は本人談と一致するものの、細部は割り引いて受け止めたいところです。
紋別出身という説について
お母さんが北海道紋別市の出身だという話も広く出回っています。りんたろー。さん本人が紋別を「母方の実家がある第二の故郷」と書いているので、母方のルーツが紋別にあること自体は本人発信の情報です。
ただし、母方の祖父が紋別市議会議員を務めていたという記述も一部サイトに見られるものの、これは本人のnoteには出てきません。裏が取れていない情報として扱うのが妥当でしょう。
今は微笑ましい親子関係
厳しかった時代を経て、現在の親子関係はかなり和やかなようです。りんたろー。さんは母親とのやりとりをたびたびSNSで公開していて、EXITへの批判が集まった時期に母から「仕事が決まったら、知らせし」というメッセージが届いた話も紹介されていました。若者言葉を真似ようとして微妙に外している母を、「かわいい母です」といじっていたんですね。こういう距離感が保てている家庭というのは、それだけで豊かだと感じます。
昔の暮らしぶりから見える家計事情
「実家が金持ち」という噂を検証するうえで、意外と見落とされがちなのが芸人になってからの生活です。昔のりんたろー。さんがどんな暮らしをしていたかを知ると、実家からの支援があったのかどうかが浮かび上がってきます。
上京後はバイトを転々とする日々
2008年4月に東京NSCの14期生として入所したあと、りんたろー。さんはパチンコ店、老人ホーム、芸人が経営する居酒屋などで働いています。地元・浜松にいたころも焼き肉屋、ファミレス、派遣と一通り経験していました。
パチンコ店では重いドル箱を運び、急な仕事でシフトを代わってもらううちに続けられなくなって辞めた、とも語っています。実家が本当に裕福で仕送りが潤沢なら、こうした働き方にはならなかったはずですよね。
介護と居酒屋のダブルワーク時代
もっと象徴的なのが、デイサービスと居酒屋の掛け持ちです。介護の職場は2日連続で夜勤に入れない決まりだったため、空いた日に居酒屋のシフトを入れていたといいます。「お笑いの仕事もないのに遊ぶのはダメだろう」と考え、当時は寝る時間も惜しんで働いていたと本人が振り返っていました。
介護の仕事について「過酷だし、その割にお給料も高くはない」とも語っています。実家からの経済的支援をうかがわせる発言は、ここまで探しても出てきません。
それでも8年続けられた理由
興味深いのは、その環境を本人が悲壮なものとして語っていないことです。小規模でアットホームな事業所だったこと、オープニングスタッフとして研修から一緒だった同僚が急な仕事にも「行ってきなよ」と送り出してくれたこと。夜勤中の空き時間にネタを考えられたことも、続けられた理由に挙げています。
同じ職場で働いていた彼女と励まし合った話や、同期の相席スタート・山添寛さんから「絶対に舞台には出続けておけよ」と言われた話も出てきます。金銭ではなく人に支えられた時期だったわけですね。
昔と今の落差を数字で見る
下記の表に、芸人になってからの生活の変化を時期別に整理しました。
| 時期 | 主な収入源 | 暮らしぶり |
|---|---|---|
| 2008年〜2016年ごろ | デイサービスの夜勤+居酒屋バイト | 掛け持ちで生活費を工面 |
| 2017年〜2019年ごろ | EXIT結成、劇場・テレビ出演が増加 | 介護職を離れ芸人一本へ |
| 2020年ごろ | テレビ・CM・YouTube | 番組ロケで家賃31万円のタワマンを契約 |
| 2024年以降 | MC業・単独仕事が中心 | 2億円のマンションを住宅ローンで購入 |
※金額はいずれも本人または相方がテレビ番組で語った内容にもとづくもので、年収そのものを示す数字ではありません。
りんたろーの実家が金持ちと言われる背景と、本人が築いた現在の暮らし
- どこの高校出身?サッカー特待生で入った静岡北高校
- 高校時代の寮生活が教えてくれたこと
- 学歴から実家の経済力は測れるのか
- 年収はいくら?2億円タワマンの真相
- 妻・本郷杏奈と築いた家庭
- 結婚後に選んだ家と、実家との距離
どこの高校出身?サッカー特待生で入った静岡北高校
「私立高校に通っていたから実家が裕福なのでは」という推理は、この噂の中核をなす部分です。ところが進学の経緯まで踏み込むと、話はまるで違う様相を帯びてきます。まずは高校がどこなのかを正確に確認しましょう。
正しくは静岡市の静岡北高等学校
りんたろー。さんの出身校は静岡北高等学校。静岡市にある私立高校で、サッカーの強豪として知られています。学校の公式サイトでも卒業生として紹介されており、ここは確定情報です。
注意したいのが名前の似た学校との取り違えで、県立の名門である浜松北高校と混同している記述をときどき見かけますが、これは別の学校です。地元では学力の高い浜松北へ進むと思われていたそうですが、彼が選んだのはサッカーのための静岡北でした。
入学は「特待生」だった
ここが噂の前提を大きく揺さぶるポイントです。りんたろー。さんは静岡北高校へサッカーの特待生として入学しています。しかも大学もサッカーの特待生としての進学でした。
特待生制度(成績や競技実績に応じて入学金や授業料が減免される仕組み)を使っているなら、私立に通っていたことと家庭の年収は直接つながりません。「私立=学費が高い=実家が裕福」という三段論法は、この一点で崩れてしまいます。
ゴールキーパーとしての実績
特待の話が出てくるだけの実力はありました。ポジションはゴールキーパーで、身長は180cm。彼の代では激戦区である静岡県予選でベスト8まで進出しています。サッカー王国と呼ばれる静岡でここまで来るのは、相当なものですよね。
憧れの選手は元日本代表GKの川口能活さん。自分のプレースタイルもシュートストッパー型で、PKを止めるのが得意だったと語っています。土のグラウンドで倒れ込み続けて体じゅうが青あざだらけだった、という話も残っていました。
母校との縁は今も続いている
2023年1月には、SBSテレビの番組ロケで母校の静岡北高校を訪れています。現役のサッカー部員とPK対決をして盛り上がったそうで、恩師との再会の様子も学校側が紹介していました。テレビで見る派手な姿と、グラウンドに立つ姿。そのギャップこそが彼の面白さなのかもしれません。
高校時代の寮生活が教えてくれたこと
実家の話をしているのに高校時代? と思われるかもしれませんが、この時期の過ごし方には家庭の方針がはっきり表れています。しかも本人が、当時の自分をかなり辛辣に自己分析しているんですよ。
静岡市の高校に浜北から通う選択
まず地理の話をしておくと、実家のある浜北から静岡市までは電車でも車でもそれなりの距離があります。毎日の通学は現実的ではありません。そのため彼は高校3年生のときにサッカー部の寮で生活していました。
子どもを地元から離し、競技のために寮へ送り出す。この判断そのものが、家庭が息子のサッカーをどれだけ本気で応援していたかを物語っています。
「養殖育ち」という自己評価
寮生活を振り返るときに本人が使うのが「養殖育ち」という表現です。厳しいルールの中で管理されて育った自分を、そう自嘲してみせるわけですね。noteでは、高校3年間の寮生活を経て養殖育ちだった自分が多少たくましくなった、という趣旨のことも書いています。
親元でも手厚く、寮でも管理される。守られた環境だったという自覚があるからこそ出てくる言葉でしょう。この感覚は、後に介護の現場やお笑いの世界へ飛び込むときの原動力にもなっていきます。
文武両道だった生徒像
中学時代に学年トップを取り、生徒会長も務めていた彼は、高校でも真面目な生徒だったと伝えられています。サッカー部の厳しい練習と学校生活を両立させていた時期ですね。
ただし、高校でも生徒会長だったとする記述については、確かな裏づけが見つかりません。中学3年時の生徒会長は本人の発信から確認できるので、そちらを事実として押さえておくのが安全です。
大学時代に訪れた転機
高校卒業後は浜松大学のサッカー部へ進み、ここでも特待生でした。指導を受けたのが元日本代表の長谷川健太さんだったという話も語られています。しかし高校時代と大学4年時の二度にわたって前十字靭帯(膝の中で骨をつなぐ重要な靭帯)を痛め、プロの夢は断たれました。
就職活動もしていなかった彼が選んだのが、東京NSCへの入学です。人生の大半を捧げた競技を失った直後に、まったく違う世界へ飛び込む。あの決断がなければ今のEXITは存在しなかったわけですね。
りんたろーの学歴から実家の経済力は測れるのか
ここまでの材料を踏まえて、いよいよ核心に入りましょう。「私立の高校と大学に通っていた=実家が金持ち」という推論は、どこまで成立するのでしょうか。
学歴を時系列で確認する
りんたろー。さんの学歴は、浜松市立内野小学校、浜松市立浜名中学校、静岡北高等学校、浜松大学という流れです。小中は公立で、私立に通ったのは高校と大学の7年間ということになります。
ちなみに浜松大学は2013年4月に常葉学園大学へ統合されて常葉大学となり、2016年3月に廃止が認可されました。現在は存在しない大学なので、経歴を調べても大学名がヒットしにくいのはそのためです。
特待生だった事実が意味するもの
先ほど触れたとおり、高校も大学もサッカーの特待生としての進学でした。特待生の減免幅は学校や競技実績によって幅がありますが、入学金と授業料の一部または全額が免除されるケースが一般的とされています。
つまり学費の負担は、一般的な私立進学とは前提がまるで違っていた可能性が高いということです。ここを飛ばして「私立に7年通えたのだから裕福だ」と結論づけるのは、少し急ぎすぎでしょう。
それでもお金はかかっている
とはいえ、学費だけが子育てのコストではありません。下記の表に、彼の進路で発生したと考えられる支出を、性質別に整理しました。
| 費目 | 特待生でも発生するか | 備考 |
|---|---|---|
| 入学金・授業料 | 減免される場合が多い | 減免幅は学校・実績により異なる |
| 寮費・食費 | 発生する | 高校3年時に寮生活 |
| 用具・ユニフォーム代 | 発生する | GKはグローブの消耗が早い |
| クラブ会費・遠征費 | 発生する | 中学時はHonda FCジュニアユース所属 |
| 北海道への帰省費 | 発生する | 母方の実家が紋別市 |
※各費目の金額は公表されていないため、支出が生じる項目の整理にとどめています。
結局どう評価すべきか
14年間の競技生活を支え、寮生活を認め、北海道への帰省を毎年こなす。突出した富裕層でなくても実現できる範囲ですが、平均的な家計にとって軽い負担でもありません。「金持ち」と断じるより、「子どもへの支出を優先できる程度には余裕があり、その判断を続けた家庭」と表現するほうが実態に近いのではないでしょうか。
年収はいくら?2億円タワマンの真相
実家の金持ち説を後押ししてきた最大の材料が、この2億円のマンションです。ただ、番組で語られた内容をきちんと聞くと、印象がずいぶん変わります。数字の中身を確認していきましょう。
2億円のマンションは住宅ローンで購入
りんたろー。さんが2億円の高級マンションを買ったことは、テレビ番組で相方の兼近大樹さんが明かして話題になりました。それを受けて本人が説明したのが「35年ローンで買わせていただいた」という一言です。
つまり現金一括で買ったわけでも、実家の援助で買ったわけでもありません。金融機関の審査を通って長期の住宅ローンを組んだ、という話なんですね。これは実家の資産力ではなく、本人の現在の稼ぎと安定性を示す情報です。
ローンが組めたことから読めること
とはいえ、2億円規模の融資を受けられること自体が並大抵ではありません。芸能人は収入の変動が大きいため審査が厳しくなりやすい職業ですが、それを通過したということは、継続的な収入と実績が評価されたと考えるのが自然でしょう。
あわせて、3300万円の新車ベンツを購入した話も番組で語られています。以前乗っていた1973年発売のヴィンテージ車が壊れ続けていたことに加え、チャイルドシートを装着できないことが買い替えの理由だったそうです。
年収そのものは公表されていない
気になる年収ですが、正確な数字は公表されていません。過去にはバラエティ番組で相方から月収を暴露される場面もありましたが、番組内の発言は時期も文脈も限定的で、そのまま年収に換算できるものではありません。
ネット上には推定年収を掲げる記事が多数ありますが、いずれも根拠は推測です。あくまで一般的な目安として受け止め、断定的な数字は鵜呑みにしないほうがいいでしょう。
収入源とギャラ格差の話
りんたろー。さんの仕事はコンビでの出演にとどまらず、MC、レギュラー番組、YouTube、書籍と幅があります。2022年11月には初の著書も出版しました。
面白いのは、コンビ内のギャラについて本人が番組で率直に話していることです。単独の稼働を増やしたのに相方のほうがギャラが多いと知り、「単価高い?俺より?」と漏らした話は、飾らない人柄がよく出ていますよね。下記の表に、公にされている収入や資産に関する情報を整理しました。
| 項目 | 公表されている内容 | 語られた場 |
|---|---|---|
| 住まい | 2億円のマンションを35年ローンで購入 | テレビ番組での本人発言 |
| 以前の住まい | 家賃31万円のタワーマンション | 2020年の番組ロケ |
| 車 | 3300万円の新車を購入 | テレビ番組での本人発言 |
| 年収 | 非公表 | ― |
※いずれもテレビ番組での発言にもとづく情報で、正確な資産額や年収を示すものではありません。
りんたろーの妻・本郷杏奈と築いた家庭
実家の話題から少し離れるようでいて、家族観というのは育った環境がいちばん表れる部分です。りんたろー。さんが自分の家庭をどう作っているかを見れば、実家から何を受け取ったのかも見えてきますよ。
タレント・本郷杏奈さんとの結婚
りんたろー。さんは2022年8月に、タレントの本郷杏奈さんと結婚しました。本郷さんは北海道出身で、モデルやタレントとして活動している方です。母方の実家が北海道紋別にあるりんたろー。さんにとって、北海道との縁がまた一つ増えた形になりますね。
結婚を発表するにあたって、ファンが離れるのではと不安になり相方に相談したというエピソードも残っています。兼近さんに「いないっすよ、そんな人」と一刀両断されて拗ねる、というオチまでついていました。
2人の子どもに恵まれる
2023年11月に第1子となる長男が誕生。さらに2026年5月には第2子となる長女の誕生が報告されました。現在は4人家族ということになります。
2026年の梅雨どきに行った長女のお宮参りでは、家族4人の写真が公開されました。本郷さんによれば、イヤイヤ期真っ只中の長男が「カメライヤ!こっちイヤ!全てイヤ!」と神社でずっと泣いていて、撮影どころではなかったのだとか。それでも「大変だったけど、これもいい思い出」と前向きに綴っていたのが印象的です。
育児雑誌での連載パパぶり
りんたろー。さんは育児雑誌で新米パパとしての連載も持っています。離乳食のためにフードプロセッサーを買った話、ベビーチェアを買ったら子どもの太ももが太すぎて入らなかった話など、細かい実況が続いていて読み物として面白いんですよ。
写真は家族で共有できるアプリにどんどん上げて親戚全員が見られる状態にしている、という話もありました。自分の親や祖母にも孫の様子が届くようにしているわけですね。
祖母に子どもを会わせに行った日
連載の中には、母方の祖母を訪ねてひ孫を初めて抱かせた話も出てきます。うれしそうな祖母を見て「会わせられてよかったな」と感じた、と書いていました。
紋別で夏休みを過ごした少年が、大人になって自分の子どもを連れて祖母に会いに行く。実家が金持ちかどうかという問いとは別の次元で、この家族が何を大切にしてきたかがよく伝わってきます。
りんたろーの結婚後に選んだ家と、実家との距離
最後に、現在の「家」の話をしておきましょう。りんたろー。さんにとって家というテーマは、単なる住居の話ではなく、実家から受け取ったものをどう次へ渡すかという話でもあるようです。
住まいは買い替えていくスタイル
2億円のマンションを購入したあとも、りんたろー。さんは「新しいとこに住み替えていく」という趣旨の発言をしています。一つの家に骨をうずめるというより、家族の状況に合わせて住まいを更新していく感覚なのでしょう。
家族が2人から4人になれば必要な広さも変わります。実際、車を買い替えた理由もチャイルドシートでした。生活の変化に合わせて所有物を入れ替えていくのは、堅実さの一つの形ともいえます。
両親を呼び寄せた台風の日
実家との距離を象徴するのが、台風の接近時にご両親を東京の自宅に呼び寄せたというエピソードです。九州に住むご両親を心配して、自分の家に避難してもらったわけですね。
子どものころは何不自由なく買ってもらう側だった人が、今度は親を守る側に回っている。支援の向きが逆転していること自体が、実家の経済状況を考えるうえで見逃せない材料です。
妹との関係も続いている
2歳年下の妹さんとも仲が良く、相談ごとをしたり定期的に食事に行ったりする間柄だそうです。りんたろー。さんは妹を「一番身近なファン」と表現しています。
パンダ好きが高じて左胸の下にシャンシャンのタトゥーを入れて兄を驚かせた、という話も本人が明かしていました。仲違いした友人2人を音楽で仲裁しようとラップグループを始めたという逸話もあり、なかなか自由な発想の持ち主のようです。なお、妹さんの職業については公表されていません。
家族の歩みを時系列で
下記の表に、りんたろー。さんの家族に関する出来事を年ごとに並べました。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 1986年3月 | 静岡県浜北市(現・浜松市浜名区)に誕生 |
| 2008年4月 | 東京NSC14期生として上京 |
| 2017年12月 | 兼近大樹さんとEXITを結成 |
| 2022年8月 | 本郷杏奈さんと結婚 |
| 2023年11月 | 第1子となる長男が誕生 |
| 2026年5月 | 第2子となる長女が誕生 |
※日付は本人および所属事務所の発表、報道にもとづいています。
ご両親も妹さんも一般の方であり、職業や収入は公表されていません。そこを詮索しすぎるのは本意ではないでしょうし、本人が語ってきたのはいつも金額ではなくエピソードのほうでした。実家が金持ちかどうかという問いに白黒つけるより、彼が何を受け取って何を渡そうとしているかを見るほうが、ずっと面白い気がします。
りんたろーの実家は金持ちなのか、記事の内容を総まとめ
- 本名は中島臨太朗で、「臨太郎」とする表記はネット上の誤り
- 1986年3月6日生まれで、2026年8月時点では40歳
- 出身は静岡県浜北市、現在の浜松市浜名区にあたる地域
- 母方の実家は北海道紋別市で、本人は第二の故郷と呼んでいる
- 両親は現在、九州に移り住んでいるとみられるが経緯は非公表
- 父親の職業は公表されておらず、介護職説はネット上の推測
- 本人が介護職に就いた理由は自宅近くの求人と祖父母好きが動機と語られている
- 母親も職業は非公表で、専業主婦説は生活実態からの逆算
- 母親は教育熱心で、幼少期はスパルタだったと本人が振り返っている
- 小学2年から大学4年まで14年間ゴールキーパーを続けた
- 静岡北高校と浜松大学にはいずれもサッカーの特待生として進学
- 私立進学を根拠にした金持ち説は、特待生という前提で説得力が下がる
- 上京後はデイサービスと居酒屋を掛け持ちし、8年間介護職に従事
- 2億円のマンションは35年ローンで購入したもので実家の援助ではない
- 年収は非公表で、出回っている推定額はいずれも根拠が推測にとどまる
- 2022年に本郷杏奈さんと結婚し、現在は2児の父

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